いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

ひとりぼっちの食堂

昼食にひとり食堂で食べるのも習慣化した。

 

客先常駐の際だ。とにかく忙しい職場なので、皆さん昼休憩の時間でもミーティングが入っていることが多い。ゆえにコンビニパンなどを持ち込まれている人が多く、結果私がひとりで食堂に行くことになるのだ。

 

とはいえ、私としては別にそれが苦痛ではない。もちろん、若手社員とタイミングが合えば一緒に食べ、いろいろと話せて楽しいのだが、いないならいないで、ひとりでゆっくりできるので、それはそれでよい。

 

ただ、ふと、ひとりで食事をしながら、人によってはこの境遇を辛く思ったり、孤独に感じたりする人もいるのだろうなと思い当たった。そういう意味では、ひとりでも平気な(むしろ居心地がよくさえ感じる)自分の性格を有難く感じた。

 

また業務内容に目を向けても、なんら決まった仕事はなく、クライアントの多種多様な悩み事が突然降りかかってきて、都度その場で対応することが求められる内容だ。

 

そういった意味でも、私が所属する組織で、この案件にうまいこと対応できる人が、私以外にいたかと思うと甚だ疑問である。そうだとすると、今私がここで働いているのは案外必然かもなあ、と、食堂からクライアントの職場に戻る道中でぼんやりと考えていたのであった。

 

今週の常駐も明日までだ。先週のように達成感を感じで週末に入れるよう、しっかりと働き成果を出そう。