いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

大事な面談(本番)

今日は朝からクライアント先を訪れていた。

 

大事な面談があったのだ。自己紹介をしていくつかの質疑応答を交わした。一時間の予定だったが、ほとんど三十分ほどで面談は終了した。

 

結果は合格。私は相手側のお眼鏡に適ったようだ。晴れて来週から契約という運びになり、本日の私のミッションは果たされた。

 

ほっとしたのだが、実は喜んでばかりはいられない。大変なのは契約が始まってからなのだ。実は今日決まった契約というのが、私が客先に常駐してコンサル支援する内容なのである。

 

これまで自分のペースでリモート生活をしていたのだが、来月からはほぼオンサイトで、さらにはクライアントの職場で、コンサルとして働かなければならないのである。

 

さらに本日話を聞いたところでは、多岐にわたる業務が私を待ち構えており、しかも直近は数ヶ月の契約になるものの、私の働きぶりが悪くなければ、一年以上に契約延長されることが見据えられている。

 

正直、せっかく事業会社から出てコンサルになったというのに、二年も待たずに事業会社に舞い戻るのかと、少しおかしな気持ちになったが、提案業務にもここのところ飽き始めていたので、新たな成長機会だと捉えるなら悪くはないかなと思い直した。

 

家を離れることで妻にも負担をかけてしまうが、彼女も応援してくれるということだったので、前向きな気持ちで出稼ぎに行きたいと思う。

 

今回この案件で私に声がかかったのは、マネージャーのキャリアに向けた準備のため、ということだった。相手は誰もが知る大手企業なので、将来を見据えた末永い関係構築がミッションに課せられた。

 

正直、マネージャー昇格はそこまで急ぎたくない気持ちなのだが、なんだかどんどん外堀が埋められているような気がする。ただ性格的に自分からは踏み出さないだろうから、こうして上司に引っ張られ色んな機会を頂けるのは、有り難いことかもしれない。

 

なんにせよ、来月からはプロとして気合を入れ頑張りたい。コンサル経験を積んだ上で事業会社の業務を支援するというのは、なんだか『強くてニューゲーム』感があるので、内心ワクワクもしているのだった。