いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

社内ではデカい顔

今日は社内業務。

 

客先常駐案件の状況について、幹部に報告する。現場にいる私の方が当然ながら最新情報を多く持っているため、色々と共有すると、かなり有り難がられた。

 

それら与えた情報を踏まえ、次に取るべきアクションをいくつか助言されたが、どれも私が考えていたことと同じで、既にその行動には着手していたため、その旨を淡々と伝えた。

 

30分の打合せの中で何度「素晴らしい」と言われたことか。これで細かい管理を受けずにまたしばらくは私の好きに動けるだろう。要所要所でしっかりとかましておくことは大事だと感じている。

 

その後も、今日は突発の相談事が多い日だった。ひとつは同期から。私の直属の上司の案件にアサインされたようで、いろいろと教えてほしいとのお願いだった。久しぶりの電話だったので、お互いに近況も報告しつつ、お昼時に小1時間ほど話した。

 

もうひとつは夕方。こちらは私が常駐しているお客さんに新しい提案をしたいから、何かネタがないか教えてほしいとの相談だった。相手は初対面のパートナーとシニアマネージャーだったが、朝はグループトップのパートナーと、さらに普段は日本有数企業の幹部と日々議論していることもあり、もうそこらのレベルではまったく萎縮しないのである。

 

ゆえに相手の要望を踏まえ丁寧に諭しつつ、グループ全体とクライアント目線で、より筋の良い進め方を提示し、相手を納得させた。

 

ただやはりパートナーレベルだと理解も早く、こちらの言い分にぶがある場合は、すぐに認めてくれるので話が早くて助かる。その下で上司の顔色を伺いながら話しているシニアマネージャーが、申し訳ないが、かなり小物に見えてしまった。

 

調子に乗りすぎてはいけないわけだが、そこは冷静に現状を客観視できている自分もいるので、ひとまず安心している。コンサルはビジネスに繋がる情報を多く持っていて、クライアントの利益に繋がる論理を導ける者が、役職に関係なく価値を有する世界なので、そこは非常に居心地がよい。

 

改めて俯瞰で捉えると、私の現在の立ち位置はかなり美味しいものである。とはいえ、成果を出し続け、クライアントから評価され続けてこそ、得られる果実なので、引き続き全力を出し、社内における自分の価値を高めていきたいと思う。デカい顔をするためにも。