いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

ベビーカステラ

うちの子供らはベビーカステラが大好きだ。

 

そんなわけで、今日は駅の出店で売っていたベビーカステラを家に買って帰った。実は二日前も買って帰ったのだけれど。

 

客先常駐からの帰り道、乗り換えの駅に入れ替わりの出店コーナーがあり、一月のあいだの数日間、ベビーカステラのお店が出るのだった。

 

電車から降りた瞬間から甘い香りが漂っているので出ている日はすぐにわかる。さらには帰宅時の時間帯だと売り尽くしのため半額に値がさがっており、ついつい毎度のように買ってしまうのだった。原価を想像すると、半額でも利益は凄いのだろうけど。

 

それでも買って帰った日は子供たちも、そして妻も密かに喜んでくれる。32個入りなので4人で割るとひとり8個ずつだ。多いかなとも思うのだが、いつも皆すぐに食べきってしまう。

 

これまで私は子供たちに私の分まで譲っていたのだが、この前食べてみるととても美味しかったので、今日は自分の分を全部そのまま食べてしまった。

 

優しい甘さにほっこりとする。そんな金曜日。