いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

いきなり花粉症発症からの一日

昨日まではまったく大丈夫だったのに。

 

今朝起きた時から鼻がムズムズし、すぐに薬を飲んだのだが、出かけ先のがEXPOシティでは、一日中、マスクの下で鼻水ダラダラでつらかった。

 

それでも公開されたばかりのドラえもんの映画を娘と一緒に鑑賞した。音楽がテーマなだけあり、劇場ならではのサラウンドの音が迫力があり楽しかった。

 

ただ、斜め前の子連れの父親が、後ろの席の人たちの迷惑にも気づかずに、ずっと目線の高さまでスマホを持ち上げ、パズルゲームをしていたのが眩しくて目障りだった。

 

そのせいで途中からイライラしていたのだが、このように視野が狭く、想像力が欠如しており、客観的に自身の振る舞いを捉えられない人がいるおかげで、私のような知恵を貸す仕事に対しても需要があるのだからと、自分に言い聞かせアンガーマネジメントをして平常心まで戻すことができた。

 

娘はそんなダメな大人には傍目も触れず、のめり込んだ様子でスクリーンを見つめ、ときに私の方を見て笑いかけ、劇場の終盤では一緒になって小さく手を叩き、音楽のちからで敵を撃ち倒すのに一役買おうと張り切っていた。

 

そんな娘の健気で素直な姿にとても癒され、映画を観終わった後は、娘としっかりと手を繋いで妻と息子の待つショッピングモールへと向かった。

 

いろいろと買い物もでき、夕食は子供たちのリクエストで回転寿司に行き、たらふく食べた。帰りの車の中で、息子が「ママ、ここにまたいきたかった!」と、いつも口にする彼のお墨付きの言葉を発したので、みんな笑顔になって、温かい我が家へと愉快に帰った。