いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

息子の入園式

今日は息子の入園式だった。

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去年のプレ幼稚園を経て、今年から年少さんとして正式に入園。これまでは体操服で登園していたが、今日からは制服に身を包む。

 

変化を嫌う息子ゆえに、妻は彼が制服を着てくれるかと心配をしていたのだが、朝ふたりで協力し、一枚ずつ着せていくことで、しっかりと制服を着させることができた。

 

しばし門の前で待ったのちに園に入ると、『入園式』という立て看板の前で写真を撮った。顔馴染みの先生もいたが、春休み明けで会うのが久しぶりだからか、息子はモジモジしていた。

 

ホールでの式にはひとりの保護者しか付き添えなかったので、息子に選んでもらい、私が付き添うことになった。膝の上でハンディカムカメラを触らせてあげていたからというのもあるが、彼は終始ご機嫌でお利口に入園式に参加していた。

 

先が終わると園庭に出てクラス毎に記念撮影をした。親から離れて泣いている子も何人かいたが、息子は私たちから離れても笑顔を浮かべてシャッターが押されるのを待っていた。

 

先生たちのおどけにもひとり笑い声をあげており、プレ幼稚園に1年通った慣れもあるのか、だいぶ余裕のある態度を見せていた。それを見て小さな驚きと感動を覚える私たち夫婦。いつのまにか頼もしく成長してくれたものだ。

 

家に帰ると、息子の希望を聞いてあげ、近所のカラオケ屋に3人で向かった。そこで昼食も済ませ、娘が小学校から帰る時間になるまで、息子の大好きなカラオケをやりながら過ごした。

 

家に戻り、娘が帰ってくると、私は美容院に行き、妻と子供たちは英語スクールの体験入学に向かった。子供たちが両方興味を持っていたので、同時に通ってくれたら万々歳だと考えていたのだ。

 

娘は好奇心が強く、いろいろと習い事をやりたがるのだが、現状維持が好きな息子はなかなか習い事をやりたがはない。もちろん強制するつもりはないのだが、彼のためにも、何かしらの幼稚園以外の居場所ができたらなと、前々から思っていたのだった。

 

体験の様子を妻から聞くと、とても楽しそうに取り組んでいたというので、ふたりとも通わせてみようと思っている。これで子供らの世界が広がり、なにかしらの良い影響がもたらされたらうれしく思う。

 

そんなわけで、我が家でも遂に春休みが完全に終わりを告げた。今年度も健康で楽しく過ごしていきたい。