いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

【終】6度目のマンション見学

遂に購入する新築マンションが決まった。急展開だが、既に昨日申し込みを行い、明日には契約を交わす予定だ。

 

夏休みに入ったことでマンション探しは一時休戦していたのだが、昨日から久々に再開。そしていきなり気に入った物件に出会えたので、その場で決断を下した。

 

立地は“大阪の大動脈”御堂筋線直結の「緑地公園」周辺。梅田(都心)へも、新大阪(新幹線)へも、伊丹(空港)へもアクセスがしやすく、学区も非常に良い。

 

また駅の名の通り、北摂ならではの豊かな自然があり、服部緑地公園という大規模公園(実に東京ドーム27個分)が、徒歩数分圏内にあるのも魅力だ。

 

以前から漠然と憧れを持っていたエリアだったが、実際に行ってみると改めてその魅力を実感した。利便性やアクセスの良さも保ちながら、静かでのどかな生活が送りたい。まさに私たちのような家族には最適な場所のように感じた。

 

駅までは徒歩10分、実際に歩いてみると信号に掴まってもそれ以内で着いた。途中、コンビニやスーパーもあるので、会社帰りに買い物をして帰る姿も想像できた。

 

部屋は予定よりも広くし、タイプは3LDK+Nとした。寝室とリビングが広々としており、なにより形が柱に邪魔されず綺麗な長方形になっているところが気に入った。

 

収納もウォークインクローゼットや納戸を備えており十分。オール電化で床暖房もあり、設備においても申し分なかった。

 

またこの点には拘りはなかったのだが、共用施設も充実しているようだ。キッズルームやスタディルーム、ゲストルーム等もある。また管理体制、セキュリティについても優れた印象を受けた。

 

街を歩いてみると、子連れの女性ばかりが目についた。子育て・生活・住環境。アクセスの良さ。そして緑。私たちと同じような価値観の人達が、ここに集まってきているんだろうな。そんなことを肌で感じることができた。

 

また、帰りに駅の書店も覗いてみたのだが、そこでも街の人達の姿を垣間見ることができた。ささやかだが、以外と役にたつ街の雰囲気の掴み方だ。

 

育児、料理、教育、子ども向けの絵本コーナーが広めに確保してあり、静かで落ち着いた雰囲気。私の好きな文芸コーナーも充実しており、平積みされている本たちも私の趣味と合っていた。

 

帰宅時には、駅近のラーメン屋で食事をとってみたのだが、そこの雰囲気やサービスもよく、子ども連れでもくつろげる落ち着いた空間が、まさにこの街を象徴しているかのようだった。

 

さて、ここまで書いてきて読んでいる方にも伝わっているかと思うが、私はこの物件のことをすこぶる気に入っている。すでに自分たちが住む姿を想像し、わくわくしてしまっているのだ。

 

この点が今まで見てきた他のマンション達との一番の違いだ。欠点という欠点が見つからず、自分自身がときめいている。それがなによりもの決め手だった。

 

今日もこれから改めて現地に向かい、マンション周りの環境を隅々まで確認する予定だ。やはり高い買い物にはなるので、気が済むまで調べた後、納得した状態で明日の契約に臨みたいと思っている。

 

ただマンション探しはこれにて完了だろう。満足できる形での幕引きとなり、私としては大変満足している。

 

一応、今回でこのシリーズ(?)は最後となるので、ここに至るまでの経緯を下に張っておく。自分でも改めて読み返し、その気持ちの変遷を確認してみようと思う。

 

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