いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

月曜からトラブル

職場でマシントラブルが起きた。

 

皆の資料を格納しておくファイルサーバが壊れたのだ。原因は不明。おそらくは老朽化による故障だろう。私は総括という立場で朝からその対応に追われ、結果その作業は夜遅くまで続いた。

 

400人もの仕事データが入ったサーバだ。その状況しだいでは甚大な被害となる。不運なことに、バックアップの設定も効いておらず、昨年度末の状態へしかすぐには戻せないということもわかった。つまり今年度に入ってから格納したファイルは全て消えてしまうわけである。

 

流石にそうなると影響がでかすぎる。自身の業務だけを考えてみても、作り直さねばならない資料がありすぎて軽い吐き気を覚えた。私は技術力のある若手ふたりに協力をもらいながら、故障直前の状態への復旧を試みた。

 

こういうとき、技術をもった人は本当に頼りになる。プロンプトを立ち上げ、コマンドを打ち、現在の状況を少しずつ掴みながら、救済の可能性を探っていく。

 

べったりと3時間ほど作業をした後、簡単には取り出せないが“データ自体は生きている”ということを明らかにしてくれた。皆の4ヶ月間の成果が全て消え去るという、最悪の事態は間逃れることができそうだ。

 

その後はひたすらデータを取り出し、別のサーバへと移す作業だった。技術のある彼らには一括での移行作業に向けた準備をしてもらい、私はとりいそぎ必要となるデータの取り出し作業を行った。私は一日中、自席から離れて作業をし、最終的に会社を出たのは22時だった。

 

そして今日も引き続き作業をすることになる。完全復旧に向けては筐体自体も取り替えることにしたため、設定やユーザ登録等も一からやり直さなければならない。

 

今日も自分の仕事はほぼできず、その対応に追われてしまうだろう。それが分かっていながら会社にいくのはとても憂鬱だが、なんとか今日中にケリを付けたい。

 

いつも仕事は計画的に行っているので、突発的な対応へのストレスは大きい。ただなってしまったものは仕方ない。管理者になったときの勉強だと思い、前向きに取り組んでいきたい。昨夜の娘とのテレビ電話に癒された。