いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

別れの季節

3月は別れの季節だ。

 

昨日も2人の同期から退職の知らせを受けた。昨日が最終出社日で、月末までは年休消化をするとのことだ。

 

そのうち1人は、前々から転職の噂を聞いていたので今さら驚かなかったが、もう1人の方はとても驚いた。思わず電話をし、最後に少しだけ話をすることができた。

 

退職の理由を聞くと、どうやらこちらも転職をするかららしい。少し心配だったのでホッとした。野心があるタイプには見えなかったので意外だったのだが、転職先を聞くと、明らかにステップアップの為だと理解できた。

 

2人が行く企業はそれぞれ別であるが、どちらも世界的に知られている超一流企業だった。少なくとも年収でいえば、今の2倍くらいはもらえるのではないだろうか。

 

転職については、既に自分の中での整理ができており(先に転職した友人のお陰だ)、今では誰がどこに行こうが自分の気持ちが揺れることはない。私は今の会社にずっと居続けるつもりだし、人生で果たしたい目的を考えると、それがベストの選択だと結論づけている。

 

ただ、仲間が去って行くのはやはり寂しいものだ。自分にとって今の会社はとてもバランスがよく居心地の良さを感じているのだが、彼らにしたら何かしらの不満があったのだろう。感覚は人それぞれだなと改めて思った。

 

プライベートでは接点のなかった2人なので、彼らと会う機会はぐんと減り、もしかしたら金輪際2度と会えないかもしれない。でも、どこかでまた会えたいいな。2人が新天地で幸せな人生を歩むことを願っている。