いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

フィクションに浸る

フィクションに浸るのが好きなんだね。

 

と、先日ある人に言われた。そうかもしれない。自分では“誰かの作品”に触れるのが好きなのだと捉えていたが、そのように言い換えることもできるかもしれない。

 

この週末も、いつものようにフィクションの世界に浸った。映画を見て、ドラマを見て、漫画を読み、小説を読んだ。

 

今の時代、家にいながら様々なフィクションにアクセスすることができる。金曜にスーパーで食料を買い込んでおいたので、土日は一歩も家の外にでる必要がなかった。

 

なぜ私はフィクションに触れるのが好きなのだろうか。私が好むのは、荒唐無稽な異世界の話ではなく、現実世界と地続きになっている、リアリティのあるフィクション作品のようだ。

 

現実の日常に不満があるのか。そうではない。平々凡々な日常だが、大いに幸せを感じている。もしかしたら、平凡すぎる日常の幸せを改めて実感するために、私はフィクションの世界に浸っているのかもしれない。

 

また、ここ最近の私のルーティンは、週末にこれでもかとフィクションを詰め込み、平日は現実世界と格闘している。そういう意味では、現実を生きる活力を、フィクションの世界からもらっているのかもしれない。

 

なんにせよ私がフィクション好きなのは間違いない。これからもその世界に入り浸ることだろう。おかげで今日も私は現実世界で頑張ることができるのだ。その塩梅が丁度いいのだろう。