いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

ガジュマルを愛でる

観葉植物を愛でることにハマりそうである。

 

この前の休みに妻とそれぞれ購入した観葉植物。それを手に取り、しげしげと眺めることが、日々のささやかな喜びとなっている。

 

様々な種類、様々なサイズがある中から、時間をかけて吟味して選んだ。それゆえに買った時点で愛着が湧いていた。家に置き、水をあげるようになって以降、その愛は深まるばかりだ。

 

妻はパキラを、私はパンダガジュマルを選んだ。知らずに選んだが、調べてみると、どちらも初心者でも育てやすい種類ということだ。

 

妻のパキラは、幹の部分がむくむくしていて、愛くるしい姿をしている。妻曰く、そのずんぐりむっくり感が好きらしい。私も同意である。

 

ただやはり、自分で選んだガジュマルの方がなあ愛おしく感じる。普通のガジュマルにも惹かれたが、パンダガジュマルは葉が丸々としていて、手触りもツルツルで堪らなく可愛い。

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なかなかの希少種らしく、どんな店にでもあるわけではないという点も気に入った。なにか世話したくなって、ついつい必要以上に水をあげたくなってしまうが、なんとか我慢をする日々。

 

毎日訳もなく手に取っては、しつこいくらいに葉っぱをてろてろと撫でている。もしかしたら触りすぎるのは良くないのかもしれないが、それくらいは愛でさせて欲しいと思っている。

 

早く新しい葉が出るとか、幹が伸びるとか、目に見える変化がでて欲しいところだ。水やりのジョウロ等もお気に入りのやつを買いたいな。

 

現在は壁に取り付けた棚の上に、妻のとふたつ並べている。テレビの横の壁なので、ふと視界に入り、そのたびに微笑ましい気持ちになる。

 

植物が部屋の中で育っている、というのは良いものだ。愛でる上でも、部屋を彩る上でも、また少しずつ増やしていきたいなと思っている。