いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

別人

平日の自分は別人だと感じてしまう。

 

夜遅くまで仕事にかかりっきりで、妻や子供ともろくに触れ合う時間がない。仕事が終わるとほぼライフは切れていて、ぼーとしてただ寝るだけである。

 

別人だと書いたのは、休日の自分こそが本当の自分だとまだ信じているからだ。たしかに日数でいえば平日の人格で過ごす時間の方が多いのだが、こっちを自分だと思ってしまうともはややってられない。

 

幼稚園が今日から再開した娘は楽しそうだった。息子もお姉ちゃんが出かけた後の広い部屋を縦横無尽に遊びまわっていた。彼らは24時間365日、本当の自分でいられるんだろうな。素晴らしく思う。

 

本当の自分に戻れるまで、あと三日。