いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

足し算ブーム

数ヶ月前から娘は足し算ができるようになった。

 

お風呂上がりに髪を乾かすときに、妻が娘に算術の仕組みを教えたのだ。それ以来、娘は髪を乾かすときには問題を出すようせがむようになった。

 

初めは5より小さい数字2つの足し算だったが、次第に10までの足し算ができるようになり、今では1桁の数字3つまでの足し算ができるようになった。

 

声に出さずに頭の中で数えているのだろうが、その暗算もだんだんと早くなってきた。たまに直前に出した問題の答えに増分を足す等、自らで応用もできるようになった。子供の成長スピードは凄いなと、日々驚かされるばかりだ。

 

なによりゲーム感覚で楽しそうに足し算する姿が微笑ましい。正解だと告げられるたび、誇らしさと喜びを浮かべながらに次の問題を何度でも要求してくるのだった。目に見える進歩が、本当にまぶしい。