いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

雪山ふたたび

去年も今頃行ったが、今年も雪山に行ってきた。

 

去年と同様に友人家族と一緒だ。今年はもう一組仲の良い家族も参加した。我々はスタッドレスタイヤを付けたレンタカー(運転は妻)で参戦した。

 

山道を上がり駐車場に着いた際に、おや、と思う。メインゲートに着くと案の定だった。チケット売り場に長蛇の列が出来ていた。去年はそんなことなかったのに。

 

チケットを買い、レンタルものに着替え、園内に入ってみてもやはり人の数が目についた。野外だからいいものの、これが室内なら息苦しさを覚えたに違いない。

 

とはいえ、ディスタンスは保てるレベルではあったので、子供用のスノーエリアの一角に陣取り雪遊びを始めた。あとの二組は行列にまだ捕まっていたので、しばし我々家族だけのひとときを過ごした。

 

友人たち家族とも合流すると、さっそく子供らが戯れ合いながら遊び始めた。大人同士も楽しい会話を交わす。雪合戦をし、雪だるまを作り、最後は去年同様、かまくらを築いて写真を撮った。

 

昼食はホットスナック等の軽食で済ませ、その後は雪ゾリのエリアに向かった。娘と一緒に何度も滑った。雪のコンディション的に、なかなかスピードが出て、大人達もスリルを味わうことができた。

 

子供らに疲れが見え始めた頃、ひと組の家族が先に帰路に立った。残った我々も、雪遊びは切り上げ、どこかのカフェでゆっくり休憩をすることにした。

 

友人が近くに良さげなカフェを見つけてくれて、さっそく車で向かった。着いてみると眺望が素晴らしい雰囲気抜群のカフェであった。にも関わらず、時間帯が4時近くだったからか、お客さんは数えるほどであった。

 

おかげで景観の優れた窓際の席で、ゆったりと美味しい食事をとることができた。家族単位で隣同士のテーブルに座り、大人同士もゆっくりと会話を交わして愉しめた。

 

今年もやっぱり雪山遊びは満足度の高いものだった。毎年恒例にしてもよい。来年もまた同じメンバーでいきたいな。雪焼けした頬が熱を帯びている。