1歳の息子の代表的な意思表示を記しておきたい。
①ぱん
[意味]食べ物全般/お腹空いた
→パンをパンと教えたら、それ以降、食べものの総称として捉えたのか、ご飯を指差しても『ぱん』と言うようになってしまった。ようは腹減った、ということ。複数の皿があるとき等は、どの『ぱん』から食べたいのかの確認が必要となる。
②ばあ
[意味]教育テレビ付けて
→『いないいないばあ』を教えたら、これまた教育テレビ全般をこう呼ぶようになった。ゆえに『いないいないばあ』を付けても満足しないことも多々あり、表情を見つつ、録画した番組を切り替えてみる。最近のお気に入りは『ピタゴラスイッチ』。
③ん、ん、ん〜ん!
[付随動作]胸の前で手を合わせ上下させる
[意味]ご馳走様でした/椅子から下ろして
→『ご馳走様でした』をジェスチャー付きで教えたら、そのリズムでこのように言うようになった。転じて、固定式のチェアから下ろして欲しい際の合図として使われている。最後の『ん!』の前にはタメを作り、とりわけ気合の入った発声がされる。
④ば〜い
[付随動作]軽くもちあげた手のひらを回転させる
[意味]ばいばい
→『えいごであそぼ』の熱心な視聴者である彼は、英語じみた軽快な挨拶をする。顔もどこかハーフじみており、なかなか様になる。初対面の人でも、電車から降りる見知らぬ人にも、別れの挨拶をする。
⑤いぇ〜い!
[付随動作]両手の拳をあげ激しく振る
[意味]最高に嬉しい/そうそうそれそれ
→わかりやすく、絵に描いたような動作で喜びを表現する。目も輝かせ、声も大きい。息子が伝えたがっていることをこちらが汲み取れた際にも使われる。コミュニケーションにおける“伝わる喜び”というものを再確認させられる。
⑥ん…ん…ん…
[付随動作]両手で自分の胸をぺたぺた触る
[意味]おっぱい飲みたい
→チワワのように瞳を潤ませ、うつむきがちにママの表情を伺いつつ、可愛さ満点で歩み寄りながらに懇願する。自分の胸をぺたぺた触り、これ、これ、と遠慮がちに主張する。ただ、了承を得る前からママの服を捲り上げ、強引にでも飲み始めようとする。了承されると一際大きい⑤が発動される。
言葉のない今ならではの意思表示。いといとほし。