いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

吉野郡天川村

今日訪れているキャンプ場だ。

 

奈良の山奥にあり、関西の軽井沢と呼ばれているという避暑地だ。行きの車では豪雨に遭遇したが、現地に近づくにつれて徐々に雨は止んでいった。

 

宿泊するバンガローで着替えるとさっそく目の前の川に降り水遊びをした。驚くほど水が透き通っており、上から見ると綺麗なエメラルドグリーンをしていた。

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その後、ひと休みでバンガローに戻った途端に、豪雨が屋根を叩いた。しかしまた我々が外に出ようとすると、ピタリと雨が降り止んだ。同行する友人が晴れ男だというのはどうやら本当らしい。

 

その後は子供たちと釣りをして五匹のアマゴを釣った。私が捌いて、薪を焚べた炎で焼きあげる。子供たちに大反響で、奪い合うように食べ尽くされた。

 

次に釜戸の炊飯でご飯を炊く。失敗覚悟で臨んだが、炎の勢いが素晴らしかったのか、最高の炊き上がりとなった。ならではのオコゲが美味い。バンガロー屋根付きのバルコニーでバーベキューと一緒に頂いた。

 

後半、子供たちはバンガロー内に遊びに入ったので、大人たちでゆっくりとお酒と肉を味わい、語らう時間があった。川のせせらぎにも心を和まされ、これ以上ないほど涼しく心地よい夏を体感できた。

 

食後はバンガローの裏で手持ち花火。アウトドアの醍醐味を最後まで味わい尽くした気持ちになれた。さて、泊まりとなる今夜はどうなることか。遊び疲れた子供たちが、大人しく寝てくれればよいのだけど。