いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

僕っ子

数日前から息子の一人称が「ぼく」になった。

 

それまでは「◯◯くん」と、周りが呼ぶように自分の名前を一人称にしていたのに。妻の教えの賜物か、それともなにかテレビの影響か。

 

その真相はわからないのだけど、なんにせよ、幼い辿々しい口調で「ぼく」と言うとキュンとする。もはや死後かもしれないが、萌えてしまうのだった。

 

もちろん男の子なので、「ぼく」と言ってなんらおかしくないのだが、身の周りの男の子たちは小さい頃から「おれ」だったりするので、なんだか新鮮に感じてしまう。

 

また息子の愛くるしいベビーフェイスにもよく似合っていて、願わくば、このまま成長しても「僕」のままであってくれと思ってしまうのだった。

 

いやほんと2歳は可愛い盛りである。その愛らしさは留まることをしらない。生意気でもつい許しちゃう。