いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

一日早くホワイトデー

明日は帰りが遅いかもしれない。

 

そんなわけで、今日の仕事帰りに、乗り換えの駅でホワイトデーのお返しのお菓子を探し歩いた。

 

当てがあったわけではなかったのだが、色々と店がある駅なのでなんとかなると思っていた。しかし、いろいろと回ってみたがめぼしいものが見つけられなかった。

 

1時間ほど経過し、帰りが遅くなるのもいけないので、諦めて駅のホームに向かった。ただ改札から見て反対側の路地に、なにやらお菓子のお店を見つけたので入った。

 

最初に見かけた店には良いものがなかったが、その奥の和菓子のお店で、顔が描かれた可愛らしい三色団子を見つけた。これは子供たちが喜びそうだと、それを購入。妻には同じ店に置いていた、妻の好きなチョコ系のお菓子を買うことにした。

 

しかしながら電車に乗りながら、これだと妻向けのお菓子が弱いのではないかと心配になってきた。

 

そこで、最寄駅で降りると、駅前にあるスタバで、以前妻が喜んで食べていたチョコレートケーキを購入することにした。念のための買い足しである。合わせ技でなんとか喜ばせることができるだろう。

 

そんなわけで、少し帰るのが遅くなったが、帰宅後すぐにみんなにホワイトデーのお返しを渡した。案の定、子供らは、特に娘は喜んでくれ、写真を撮った後、嬉々として団子を頬張っていた。

 

妻もケーキの存在に喜びの声をあげ、後でゆっくり食べようと楽しみにしてくれていた。その様子を見て私は胸を撫で下ろした。今年もこれにて任務完了だ。